川田 綾乃 「好きなプログラム、メソッドvol.1」その2
筋膜とは………筋膜を包んでいる膜のこと
身体全体に張り巡らされています。
『筋』膜といいますが、筋肉以外にも様々な器官や神経などとも連結しています。
そのため第二の骨格とも呼ばれます。
筋膜の働きには、筋肉を守る・筋肉が収縮する時に滑りを助ける・血管やリンパ管、神経を支える などがあります。
本来はサラサラしている筋膜ですが、長時間同じ姿勢が続いたり怪我をしたりすることによって一部に負担がかかるとベトベトになり、滑りが悪くなってしまいます。
筋膜は全身につながっているので、一部分の動きが悪くなると他の部分にまで影響を及ぼします。痛みが出たり、運動のパフォーマンスが落ちたり、疲れやすくなったりします。
このような状態で運動をしても、動きづらい・力が入りづらい・筋肉がつっぱる……など、気持ちよく動けなかったり、怪我をしてしまう場合もあります。
なので、私が運動指導をさせていただく際にはメニューの一番最初に、手技かセルフでの筋膜リリースを取り入れています。
日常生活で動きづらくなってしまった筋膜をリリースして、運動がしやすい状態を作ります。
その身体の状態で運動することによって、一部分だけに負担がかかりやすい動作を、改善することが目的です。
セフルでのやり方も覚えていただき、普段から取り組んでいただくように、お願いをしております。
動きやすい身体作り、疲れづらい動きづくりを一緒に目指していきましょう!