木村 智映 「トレーナーとは?」その2

トレーナーの役割

フィットネスクラブやマイクロジムなどで

身体作り、健康増進などの指導をするのが

パーソナルトレーナーです。


プロスポーツや学生スポーツなどの

競技力向上を目的とした指導をするのが

スポーツトレーナーです。


また、犬のしつけや訓練を行うのが

ドッグトレーナーです。


いずれにしても

その目的に対しての指導者であるため

〇〇トレーナー

と冠のついた専門家は要求される知識や技術をクライアントに教える必要があります。


前後してしまいますが

私はパーソナルトレーナーであり

先に述べたものはその感想です。


パーソナルとは個人と訳せますが

個人とはしばしば以下のように考えられています。


"「社会は個人から成り立っており、個人があって初めて社会がある」とか、「個人は社会の産物であるから、まず社会があって個人はその中で育つ」"


どちらも、個人は社会と対比される関係であり


個人をみることが

パーソナルトレーナーだとすれば


その人の社会をみることも

パーソナルトレーナーの役割


ということになります。


社会をみる、とは例えば「健康」です。

パーソナルトレーニングを受けることで健康になれると謳うのなら、それは既に身体的な見方だけでは賄うことは出来ません。


パーソナルと名のつくトレーナーならば

要求される知識・技術は

非常に広範囲になる事から


逆に考えると、その役割は多岐にわたると考えられます。


いわゆる"未病"を改善する事で

医療費の削減に繋がるなら


パーソナルトレーナーの働きは

その一助にもなり得ます。


トレーナーとして私に出来ること


痛みをとるとか

姿勢を良くするとか

筋肉を大きくするなど


私が対応できる範囲では喜んでもらえることは沢山あります。


しかし、対応できない範囲は対応できません。

医学的に適応外という意味ではなく

分からないものは分からないし

分からないものが何なのかも分かりません。


トレーナーという立場にいることで

応えられない要望に直面したとき

応えられないものが何かを知ります。


その応えられないを解決するために勉強と研鑽を積み重ねていくことが

今私がトレーナーのスキルを上げる

最大のモチベーションです。


いつかもっとレベルを上げた時この投稿を読み返しても


「まだまだ甘いな」

と思っていられるように


「最も学ばなければいけない人」

すなわちトレーナーとして、学び続けていきます。


終わり