川田 綾乃 「トレーナーとは?」 その2
私は現在、島根県にある石見智翠館高校の女子ラグビー部でチームトレーナーとして活動させていただいています。
他にも、舞台の現場にトレーナーとして呼んでいただくこともあります。
また、ガールズ競輪を目指す女の子を集めたキャンプでのトレーナー活動や、トレーナーを目指している学生達に授業をしたりもしています。
SUNTASUKUでは、パーソナルトレーナーとして、1対1でのトレーニング指導をさせていただいています。
それぞれの現場で、担う役割は少しずつ違っています。
私が持っている資格はというと、
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
NASM-PES
です。
女子ラグビーや舞台では、マッサージをしたり鍼灸治療をすることもあります。
SUNTASUKUでは、身体の動かし方改善や筋力アップなど、目的に合わせた運動をご提供させていただきます。
当たり前のことですが、こういったお仕事をさせていただくためには、自分の言動に責任を持ち、責任を持てるだけの勉強や練習、自己研鑽が必要であると思っています。
治療のこともトレーニングのことも、テーピングのことも評価のことも、たくさんたくさん学ぶ必要があります。
これが私の、いただいたお仕事に対する責任だと思うからです。
あまり綴ると、来月のテーマと被ってくるので、このくらいにしたいと思います。
『トレーナーとは』というテーマに戻りましょう。
私の思うトレーナーとは………
『縁の下の力持ち』
という言葉が一番合うのではと思っています。
私は、コートの上にも、ピッチの上にも、マウンドにも、飛び込み台の上にも、舞台上にも上がりません。
決してスポットライトを浴びることはありません。(物理的に太陽の光に当たることはよくあります)
それでも、選手・お客様・役者の活躍のために努力し、その結果を共有することができます‼︎
石見智翠館高校女子ラグビー部は4月末の世界大会で優勝し、世界一になりました。
選手達のおかげで、私もそのような素晴らしいところに立たせていただきました。
本当にありがたいという気持ちでいっぱいでした。
自分の力では到底成し遂げられないことを、夢を誰かに託すことができる。
またその夢を叶えるためのお手伝いができる。
『トレーナー』という職業は、そんな素敵なお仕事なのです。