井上 雄 「2019」その1
今年に入ってからすでに3週間経ちました。。この間、新年を迎えたばかりだと思ったのですが、あらためて時間の流れを早く感じます。
去年は色々と自分をとりまく環境が大きく変わり、新しいことだらけで色々と悩まされる事や考えさせらる事も多く、自分の心の弱さを思い知りました。当時は本当に頭を抱えました。
1番頭を抱えたのは採用担当の仕事を初めて受け持った時です。けっして簡単なものでもなく責任の多い業務だとは思ってましたが自分が考えていた以上に困難でした。自分の人生においてたくさんの面談をしました。そして思った以上に目の前の人間が見えてないことに気づかされました。
人を見るとき、これまでのプロセスで出会った人々のイメージから生じる「偏見」がどうしても自分にはつきまとってました。
「こういう方は、これまでこうだったから、きっとこんな人ではないか?」
目の前の人を過去のタイプに「すぐ」当てはめて、「こんな人だろう」と偏見で決めつけて面接していた感じがありました。
相手の話し方やしぐさ、態度、対応。
そういった細かい情報から、相手の持っている力量や情報を掴まなければいけないところをまったく見えてなかったと思われます。
それらが見えない人は人を採用するような人事業務にあまり向いていないのではないかと思いました。
採用側は求職者を見ているつもりでも、実はいつの間にか見られているのではないかと、見透かされてるんじゃないか、自分の方が面接されてるんではないかという感覚にも陥りました。
しばらくは人を見るのが嫌で話すのも嫌な時もありました。
パーソナルトレーナーのカウンセリングやセッションの時にもいえることですが相手が何を求めているか、それを引き出すためにも相手の心の真意を掴むのがいかに重要なことか思い知らされました。
偏りがないものの見方、バランスのとれた考え方、自分の考えはしっかりと持ちながらも、相手を受け入れながら共感する見方が大事なのかなと自分は思いました。
しかし、それらをしっかりと抑えていれば正しい見方なのか??っと思うと必ずしもそうではないような気もします。
これも偏見でしょうか?笑
が、、、実はそれに対してはまだはっきりとした答えが見つかってません。
その答えに辿り着くためにも今の現状から少しでもたくさんの人と関わりを持ったり苦手なものに触れてみる必要があるのかなと思いました。
・・・その2へつづく