木村 智映 「2019」その1

あけましておめでとうございます。 いつの間にか1月も終わろうとしていますが、心新たに目標を定めたいと多くの方が思うのではないでしょうか。 新年に立てた目標は1月も半ばで殆どの人が諦めるor自然消滅するなんていう話を聞いたことがありますが 本日1月22日時点では既に妥協を始めている方も多いのでは...。 話は変わって 2019年といえば、何を思い浮かべますか? 私は、まず新元号が出てきます。 平成元年生まれの私は 当然、平成の中でしか生きていませんから 元号が変わるということがどんな感覚なのかわかりません。 楽しみでもあり、寂しくもあります。 そんな「元号」ですが 改めてなぜ付けたり変えたりする必要があるのか その、有限な時の刻み方は何なのか 疑問に思ったので少し調べてみました。 起源は中国の前漢武帝が世を治めていた頃に「建元」という元号が創始されたと言われています。 元号を定めることによって 時間まで支配しよう としたそうです。 そんなことを考えてしまう権力者、恐るべしです。 日本の元号は、 法令として守られてきました。 しかし戦後GHQがその法令を撤回。 元号による時間の支配が 天皇の権威となるであろう、という懸念があったそうです。 元号法として法制化したのは、1979年。 それまでの間、元号は慣習として残されていたものだったのです。 そうです。 元号は力を示すものでしたが 今では慣習です。 必要だから、というより 無くさないからある という代物だといえるのではないでしょうか。 そんな事なので 「元号は必要か!不要か!」といった 右や左の議論もあるみたいですね。